2022年版 眼科系記事 アクセス数TOP5

カテゴリ:お知らせ

公開日:2022/12/15/

最終更新日:2022/12/12

12月も半ばに入り、いよいよ年末が近づいてきましたね。

今月は年末特別企画ということで、ジャンル別に『アクセス数 (ページビュー;PV) が多かった人気記事ランキング TOP5 』を発表しています。いずれも読者の方に好評だった記事ということで、未読の方にはぜひご一読いただきたいです。

今回は、今年公開した眼科系記事のPV数 TOP5 を発表します。 

※PV数は2022年11月26日時点のものです。

なお、先週は皮膚科・アレルギー系記事のPV 数 TOP5 を紹介していますのでこちらもご覧ください。

この記事を書いた医師

ドクターK

Doctor K

医師

眼科医。

5位:特殊なコンタクトレンズで視力が回復!?「オルソケラトロジー」を眼科医が解説!【4,553 PV】

学べること

「オルソケラトロジー」は特殊なコンタクトレンズを寝ている間に付けることで角膜の形を変え、視力をアップさせて日中裸眼で過ごせるようになることを目的とした治療法です。この記事では、「どんな人がこの方法に向いているか」「金額」「レンズの管理のポイント」なども合わせてご紹介しています。

ライターからのコメント

寝ている間にオルソケラトロジーをすることで、起きている間は裸眼で過ごせます。最近はレーシックや眼内コンタクトレンズが登場しましたが、コンタクトレンズを適切に管理できる年齢であれば、選択肢の1つに入ると思います。また、オルソケラトロジーをすでに使っている方は、記事に書いた管理方法をしっかりと守るようお願いします。

4位:SNSで話題!ICL (眼内コンタクトレンズ) ってどうなの?眼科医が解説!【6,651 PV】

学べること

ICLは目にレンズを入れることで、眼鏡やコンタクトがなくても良く見えるようにするという矯正方法です。ですが一方で、「ハロー・グレア」という合併症や、手術で目に傷をつけることによって、感染症・白内障・緑内障のリスクが高まります。この記事では、ICLの説明に加えて、「リスク」「金額」「どんな所で手術を受けられるか」についても解説をしているので、ICLを検討している方はぜひ一度読んでみてください!

ライターからのコメント

レーシックと並んで SNS で話題の治療方法で、患者さんからもよく質問を受けます。しかし、誇大広告のためか、メリットはよく知られていますが、合併症などデメリットについて詳しく知らない方も少なくありません。また、レーシックと比較されることも多いので、次に紹介するレーシックの記事と併せて、読むと理解しやすいと思います。

3位:目の表面をけずるレーシックは本当に安心・安全なの?眼科医が解説します!【9,894 PV】

学べること

レーシックはレーザーを当てることで、角膜の形を調整し、裸眼での視力を向上させる手術方法です。「人は普段どうやって物を見ているか?」から「術後にどんなリスクがあるか?」まで詳しく解説しています。

ライターからのコメント

東京の某クリニックでレーシック手術後に多数の感染事例が発生したため、レーシックは悪い印象を持っている方もいらっしゃるでしょう。もちろん、レーシックは目の感染症などの合併症もあります。しかし、レーシック手術を行う機械など技術は、以前よりも進歩しています。眼内コンタクトレンズと比較されることも多いので、眼内コンタクトレンズの記事と合わせて読むと理解しやすいと思います。

2位:なぜ近視になるのか?「子どもの近視リスクを高める原因と対策」を眼科医が解説【10,345 PV】

学べること

子供の近視は年々増加しています。近視が進むと、目が見えにくくなるだけではなく緑内障・網膜剥離のリスクが高まります。お子さんの近視を予防するためには「20-20-20ルール」が有効です。普段の生活ですぐに実践できる予防法ですので、ぜひ記事を読んで試してみてください。

ライターからのコメント

近視はアジア人に多く、目の病気のリスクになることから、台湾などの国では政府も介入して近視を減らそうとしています。僕が運営している近視の情報発信グループ「子どもを近視から守る会」も加入者が増え、現在は900名近くの方が所属しています。このように注目されている近視ですが、その予防方法を質問されることがあります。記事に書いた予防方法を今日から取り組まれることをおすすめします。

1位:物がゆがんで見える?アムスラーチャートを使って病気を早期発見!【26,550 PV】

学べること

アムスラーチャートは「視野の歪み」「見えにくさ」のセルフチェックがその場で簡単にできる便利な検査です。実際に検査ができる図に加えて、異常があればどのような見え方になるか、の例も解説されています。普段の生活では気づきにくい目の病気 (加齢黄斑変性・緑内障) がないか、皆さまもぜひ調べてみてください。
『加齢性黄斑変性』がどのような病気か知りたい方はこちらの記事もぜひ合わせて読んでみてください。

ライターからのコメント

これは Twitter でもバズった内容です。アムスラーチャートは簡単にできる検査ですが、失明につながる病気が見つかる検査です。Twitter でも「病気が見つかり手術しました」と報告があり、僕もこの検査の重要性を再認識しました。この検査は一回で終わりにするのではなく、定期的に行うようにしましょう。

COI

本記事について、開示すべきCOIはありません。