Lumedia 出張版『毎日新聞医療プレミア』第6弾「がんの『標準治療』とはなんでしょうか?」が公開されました!

Lumedia 顧問の勝俣範之先生 (日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授) が執筆した「がんの『標準治療』とはなんでしょうか?」という記事が、毎日新聞の『医療プレミア』に第6弾として掲載されました!

医療プレミアは、「長く健やかに暮らす」ことをめざして、健康の役立つトピックを分かりやすく伝えるメディアです。

Lumedia 顧問を務める勝俣教授が「がんによくある誤解と迷信」というコラムを、Lumedia 出張版として同サイト内で執筆しております。

「国民の2人に1人が罹患する」とされるがんの予防や治療に関して、適切な科学的根拠に基づいた正確な知識をお届けしていきますね。

※記事は有料配信ですが、会員登録後最初の1ヶ月は無料で読めるそうです。

※第5弾の「賢い医療情報の探し方~『3た論法』って知ってますか~」をまだお読みでない方は、こちらをご覧ください。

標準治療は最高の治療

がんの標準治療という言葉を聞いたことがあるでしょうか?「標準」と聞くと、「並」の治療と聞こえてしまうかもしれません。

標準治療」とは、英語の “Standard therapy” を日本語訳したものです。
英語の ”Standard:スタンダード” には、「一番良い」という意味が含まれていますので、「標準治療」というよりも、「最善の治療」「最良の治療」と言ったほうがわかりやすいかもしれません。

標準治療は、医師の経験や権威者の意見で決められるのではなく、科学的なエビデンス、すなわち、質の高い臨床研究の結果をもとに、複数の専門家が議論を重ねた上で、決められるものなのです。

日本ではこのように決められた標準治療が保険適応になっています。

国民皆保険によって「最善の医療」が日本国民なら誰でも受けられるように、公的医療保険が適用されるしくみになっています。

がんの標準治療ではなにをするの?

がんの標準治療は、3大治療といって、手術、放射線治療、抗がん剤治療(薬物療法)の3つがあります。 最近では、これらに加えて、緩和ケアも、がんの症状や痛み、生活の質を改善させる有効な医療として、標準治療と考えられています。

がんには、さまざま種類がありますが、それぞれのがんに対して、治療を組み合わせたり、順番を変えたり考えていきます。同じ種類のがんであったとしても、ステージや、個人個人の病状によって、治療法の選択や組み合わせなどが変わってきます。患者さん一人一人の病状に応じて、最善、最適の治療になるように、各専門医(外科医、放射線治療医、腫瘍内科医、緩和ケア医)が、話し合って決めるようなチーム医療が実際の医療現場で行われています。

今回の記事では、がんの標準治療について図も用いて詳しく説明しています。また、保険適応になっていない未承認治療、例えば治験臨床試験」「先進医療」「治験」「患者申出療養」「自由診療」「民間療法」についても、有効性などについて比べながら詳しく説明しています。

普段の Lumedia の記事に比べると少し難しめのテーマではありますが、ぜひ最後まで目を通していただけると嬉しいです。

「がんの『標準治療』とはなんでしょうか?」

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※出張版の本記事も、普段の記事と同様に Lumedia 編集部でのチェックを経て正確性を担保しておりますのでご安心ください。査読作業は帝京大学医学部内科学講座 腫瘍内科 病院教授 渡邊清高先生にお願いいたしました。

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COI

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