2022年版 皮膚科・アレルギー系記事 アクセス数 TOP5

カテゴリ:お知らせ

公開日:2022/12/08/

最終更新日:2022/11/30

早いもので、2022年も残すところあと1か月ですね。今年は Lumedia の設立から多くの方からの応援をいただき、3月のスタートから60本を超える記事を公開することができました。

今月は年末特別企画ということで、ジャンル別に『アクセス数 (ページビュー;PV) が多かった人気記事ランキング TOP5 』を発表していきます。いずれも読者の方に好評だった記事ということで、未読の方にはぜひご一読いただきたいです。

今回は、今年公開した皮膚科・アレルギー系記事のPV 数 TOP5 を発表します!

※PV数は2022年11月26日時点のものです

この記事を書いた医師の名前

江畑 慧

Satoshi Ebata

医師 / 皮膚科専門医 / 医学博士

Lumedia編集長。静岡皮膚科(2024年3月開業/静岡駅徒歩3分)院長。Yahoo!ニュース公式コメンテーター。 Lancet姉妹誌などに多数論文掲載。東大病院病院長賞などを受賞。適切な科学的根拠に基づくスキンケア情報を発信中。

5位:ニキビにオススメの化粧水 / 乳液 / 美容液ってあるの?皮膚科専門医が選び方を解説【17,595 PV】

学べること

「ニキビを治せる」化粧水や乳液、美容液はない。ニキビを悪化させないためには、「ノンコメドジェニックテスト済」かどうかが、化粧水 / 乳液 / 美容液を選ぶポイント

ライターからのコメント

「ニキビ肌向けのスキンケア」は患者さんから頻繁に尋ねられます。『ノンコメドジェニックテスト済』という表示について、ぜひ皆様に知っていただきたいですね。また、「化粧品ではニキビは治らないんだよ」ということは覚えておきましょう。

なお、皮膚科系の記事の多くはあび先生に査読頂きました。この場を借りて篤く御礼申し上げます。

4位:ニキビに本当にオススメの治療薬は?ニキビのタイプ別に効果的な薬の使い方を皮膚科専門医が解説【21,082 PV】

学べること

科学的根拠な豊富なニキビ薬は「ピーリング薬」と「抗菌薬」の2種類

ライターからのコメント

ニキビ系の記事が2本ランクインということで、ニキビ記事の需要が高いのだなと感じました。残念ながら Google などでニキビについて調べると、適切な根拠がなく不適切な記事が多く上位表示されます。製薬会社や皮膚科クリニックの宣伝目的ですね…

Lumedia ではニキビ系の記事をこちらのページでまとめております。全ての記事が根拠付きで書かれているので、本当に正しいニキビケアを知りたい方は、まずはこちらから知識を得ていただけますと幸いです。

3位:日焼け止めの適切な塗る量を知っていますか?塗り方のコツを解説します【24,044 PV】

学べること

日焼け止めは「重ね塗り」が効果的!顔と首周りには小さじ一杯分の日焼け止めを使いましょう!お子さんでは、たくさん出しやすいボトル式の日焼け止めがオススメ。

ライターからのコメント

皮膚科医としては、「日焼け止めこそ最強のスキンケア製品」ということを強く訴えたいです。適切な紫外線対策なしに美肌は守れません。その意味では、日焼け止めの「適量」をご存知ない方は本当に勿体ないです。この記事でただしい塗り方を知っていただきたいです。

また、紫外線対策の記事一覧はこちらです。「日焼け止めの選び方」「衣服による紫外線対策」などの記事も読んで、総合的な紫外線対策を心がけましょう。

2位:虫よけ剤はどう選ぶ?皮膚科専門医が解説!【27,323 PV】

学べること

虫よけ剤は「ディート 30% 配合製品」か「イカリジン 15% 配合製品」がオススメ!

ライターからのコメント

「虫除け剤の選び方」も意外とご存知ない方が多いです。蚊やマダニなどから身を守るために、ぜひ適切な知識を得ていただきたいですね。虫対策の記事一覧はこちらで見られるので、他の記事も併せて読んでいただけると嬉しいです。

ところで、本記事のように市販品関係の内容はアクセス数が多いようです。来年は市販品関係の記事の比率を増やそうかなと考えております。ご期待下さい!

1位:『茶のしずく石けん事件』とは?食物成分配合化粧品などが招く食物アレルギーに注意!【31,900 PV】

学べること

食物成分配合の化粧品やスキンケア製品を使う行為には、食物アレルギーを発症するリスクがある。

ライターからのコメント

『茶のしずく石けん事件』をご存知ない方も増えてきました。「食物成分配合のスキンケア製品を使用することのリスク」については全国民が知っておくべきだと思います。この記事を多くの方にお読みいただいて、少しでも読者の皆様のお役に立てたならば幸いです。

参考までに、本記事などアレルギー系の記事の多くは、こどあれ先生に査読いただきました。とても丁寧にご確認いただきまして有難うございました。アレルギー系の記事はこちらでご覧になれます。

いかがだったしょうか。来週以降は内科系記事眼科系記事のランキングを紹介予定ですので、ぜひそちらもチェックしてみてください!

COI

この記事に関して、開示すべき COI はありません。